空気圧

店主です。

 皆さんは、ご自分の車のタイヤの空気圧はどのくらいの頻度でチェックしていま

すか ?

 昔はガソリンスタンドのお兄さんが、給油している間に窓ガラスを拭いてくれたり

タイヤの空気圧のチェックをしてくれたりして、調整してくれるサービスなんかも有り

ましたよね。

 今ではセルフ給油のスタンドが多くなって、そんなサービスも無くなってしまいまし

たね。

 勿論、セルフ給油のスタンドでも「空気入れ貸して下さい」って言って、自分で確認

する事は可能です。親切に機械の使い方を描いた看板を掲示してくれているスタンドも

有りますね。

 でも、いざ自分でセルフ給油のスタンドに行った時に空気入れを使わせて貰おうと思

うと他の人が使っていたり、機械の場所まで車を移動しなくてはならなかったりで、

ついつい億劫になってしまってサボりがちになっているな、って方多くないですか ?

 店主も実はそんなタイプです。

 教習所では「簡単に測れるものも有りますから一つ買って、車のグローブボックスにでも入れておいて下さいね」と、言われていたのを思い出しました。

 そこで今日は空気圧を測るゲージをご紹介したいと思います。

 最初に申し上げてしまいますと、今日ご紹介するゲージは既に販売終了してしまった

商品になります。ですので、ご紹介した商品に興味を持って頂いた方がいらっしゃった

らごめんなさい。

 それでは、デジタル式のエアゲージをご紹介しますので、ご自身のツール選びの参考にしてみて下さい。

 Lifelineデジタルエアゲージです。

 Lifelineは競技車両に搭載する自動消火器のメーカーですね。

 

 使い方は簡単ですね。

 本体の赤いスイッチを押して電源をONにしたら、ホイールのバルブにエアゲージの

ホースの先のニップルを空気が漏れないように注意して押し付けてタイヤの空気圧を測

ります。

 すると、このように測定値が表示されます。

 単位はKG, PSI, KPa, BARの4種類の中から選べますので、必要な単位の表示を選んで測

定します。

 KPa

 PSI

 BAR 

 KG

 空気圧が高すぎる場合は、ホースの付け根の部分にあるボタンを押してタイヤ内の空気を逃がして調整出来ます。

 

 エアゲージには、スティック状の物で先端をバルブに押し付けると後ろから細い定規

みたいな物(定規のようにメモリが書いてあって、そのメモリで空気圧を読み取ります)

がニュルニュルっと出てくるタイプの物や、針式のアナログメーターのようなタイプ

(空気入れの機能を兼ねている物も有りますね)が有ります。

 

 今回店主がデジタル式のゲージをご案内したのは、昔会社にいた時にメカニックさん

から「針式のゲージなんかだと、ゲージの見方によって、微妙に数値に違いが出てしま

う場合があるので、デジタル式が良いんだ」と言う事を言われた事が有り、その時に

納得してしまったのが理由なんですよね。

 針式のゲージだと読む時の(そんなに極端な違いは出ませんが)文字盤に対する角度の

違いで読み取る数値に誤差が出てしまいますよね。

 数字の書かれていない、時間の表示が棒だけのアナログ時計をイメージして下さい。

 例えば12時の時の時計の針は、丁度頂点の棒と重なりますよね。

 でも、ちょっと横にずれた位置から見てしまうと、12時の棒と針がずれてしまいます

よね(上手く説明出来ていると良いのですが)。

 この点、デジタル表示のゲージであれば、読む角度や人によっての誤差が無くなるの

で正確な車両の管理が出来ますよね。

 勿論、スティック式や針式が悪い訳では有りません。

 ご自身の使い方、予算に合わせて適切な物を選んで頂ければと思います。

 何か良いエアゲージ、ご案内出来たら良いですね。

 

 では、また。